
木の家は気に入ったけれど、保証や費用の話を聞かずに決めていいのか不安。
住友林業で契約を急かされたり迫られたりしたとき、期限と同じくらい見ておきたいのが、契約の位置と保証の条件です。
公式の家づくりの流れのページには、契約というステップが載っていません。間取りづくり・資金計画のあとに、内外装選びが続く順番です。
契約をいつ結ぶのか、そのとき何が決まっているのかは、担当者に聞かないと分かりません。契約の時点で決まっている範囲を書面で確認しておくと安心です。
この記事では、公式の流れと60年保証の延長条件をもとに、契約前に確認したいことを順番にまとめました。
- 公式の流れには契約の位置が書かれていない
- 内外装選びで金額が動く範囲を聞く
- 確認は5つの項目を書面で
- 60年保証は有料メンテナンスが延長の条件
- 他社のカタログで同じ条件を比べられる
住友林業の公式の流れには契約のタイミングが書かれていない
公式サイトの家づくりの流れ(8ステップ)から、契約前後に関わる部分を並べると次の順番です。「契約」の文言はありません。
外観や設備を見て、見学会で雰囲気を確かめます。
専門の技術者による地盤調査がすすめられています。
設計士と間取りを形にし、建てた後の費用も含めて資金計画を考えます。
床材・壁の色・キッチンなどの設備を決めます(打合せの目安は約4か月)。
基礎工事から棟上げ、屋根・外装・内装工事へ進みます。
完成のあとに、サポート体制が始まります。
流れを見ると、間取りづくりのあとにも、内外装選びの長い打合せが残っていることが分かります。
だからこそ、契約の時点で何が決まっていて、何がこれから決まるのかを聞いておくことが大切です。
契約を急かされたときに確認する5つのこと
期限があっても、次の5つは書面か記録に残る形で確認してから決めましょう。
| 確認すること | 担当者に聞くこと | 聞かないと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 契約を結ぶ時期 | 契約は間取り・資金計画のどの段階で、内外装選びの前か後か | 決まっていない範囲の金額が、あとから増える |
| 契約時の見積もりの範囲 | 本体価格のほかに、付帯工事・諸費用・外構が入っているか | 入居までの費用が想定より増える |
| 内外装選びで増える項目 | 床材・壁・設備の選び方で金額が変わる範囲と、その目安 | 打合せのたびに金額が上がる |
| 特典・値引きの条件 | 金額・対象・期限・契約以外の条件を書面で | 条件を勘違いしたまま決めてしまう |
| 解約したときの扱い | 契約金の扱いと、かかる費用の決め方(契約書の約款) | やめたくてもやめにくい |
特に、内外装選びで増える分は、先に聞いておくと予算を組みやすくなります。
見積書に「別途」と書かれた項目があれば、いくらくらいになりそうかも確認しておきましょう。
契約した後に止めたくなったときの扱い
注文住宅の契約は、一度ハンコを押すと簡単には戻れません。
契約後の解約には費用がかかる
民法(第641条)では、完成前なら注文者は契約を解除できるとされています。
ただしその場合は、それまでにかかった費用などを賠償することになっています。
具体的な金額の決め方は契約書の約款に書かれているので、契約前に読んでおいてください。
展示場での契約はクーリング・オフが使えないことが多い
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、訪問販売は営業所等以外の場所で契約する取引と説明されています。
住宅展示場などに自分から出向いて契約した場合は、原則としてクーリング・オフの対象になりにくいと考えておきましょう。
自宅で契約した場合などは扱いが変わることがあるので、不安なときはお住まいの地域の消費生活センターで確認してください。
住友林業の60年保証は、有料メンテナンスが延長の条件
建てたあとの安心を理由に選ぶなら、保証が続く条件も契約前に見ておきたいところです。
公式の案内では、初期保証は30年で、構造躯体と防水を最長60年まで保証する仕組みとされています。
| 項目 | 公式の案内 |
|---|---|
| 初期保証 | 構造躯体と防水が30年 |
| 延長の仕組み | 30年目以降、10年ごとに最長60年目まで延長できます |
| 延長の条件 | 有料メンテナンス工事と耐久診断が必要です。維持保全計画書に基づく工事を住友林業で行うことが前提とされています |
| 点検 | 60年目まで定期的に無料点検(計12回と案内) |
| 延長を辞退したとき | 以降の定期点検は有料になります |
| サポート窓口 | 住友林業コールセンター(24時間365日受付) |
60年保証は有料メンテナンスを受けることが条件なので、延長のたびにかかる費用の目安を聞いておくと比べやすくなります。
40年目以降は外壁塗装などの工事が必要になることがあり、金額は公式ページに出ていないので、契約前に担当者へ概算を聞いておくと安心です。
期限より大事なのは「比べる材料」
今月中の契約で迷う人の多くは、「断ったら条件がなくなるかも」と「比べずに決めて後悔しないか」の間で揺れています。
この迷いを消すいちばんの方法は、ほかの会社の情報を手元に置くことです。
比べたうえで住友林業が一番だと思えたなら、その時点で決めても遅くありません。
\ 契約前に他社と比較 /
無料・エリアとテーマで選べる
今週中にできる比べ方
時間がなくても、次の順番なら今週中に比べる材料をそろえられます。
LIFULL HOME’S 注文住宅なら、建てるエリアと「耐震・免震・制震住宅」「ZEH・Nearly ZEH住宅」などのテーマから探せます。
本体・付帯工事・諸費用・外構・値引きを1枚にまとめます。
金額・対象・期限を見積書か書面に書いてもらいます。
広さ・構造・保証の3つをそろえて比べます。
金額と、惹かれていた点を満たせるかの両方で判断します。
- 他社の資料も見たうえで住友林業が一番だと思えている
- 総額と特典の条件が書面で確認できている
- 解約時の扱いなど契約書の内容を理解している
- ほかの会社をほとんど見ていない
- 見積もりが本体価格だけで総額が分からない
- 「今月中」と言われて焦る気持ちのほうが大きい
営業担当に「少し待ってほしい」と伝える言い方
待ってほしいと伝えるのは、失礼なことではありません。
たとえば「家族と総額を確認してから、来週中にお返事します」と、返事の日を決めて伝えると角が立ちにくくなります。
その間にほかの会社と同じ条件で比べておくと、返事をするときに迷いが残りません。
今月中の契約でよくある質問
- 今月中を過ぎたら値引きはなくなりますか?
-
なくなるかどうかは時期や条件によって違います。
翌月以降に別の条件が出ることもあるので、条件は書面でもらっておくと比べやすくなります。 - 申込金を払っただけなら返ってきますか?
-
返ってくるかどうかは、申込みのときの書面の内容によります。
払う前に、返金の条件を書面で確認しておきましょう。 - ほかの会社を見ていると言ってもいいですか?
-
伝えて問題ありません。
比べていると伝えたほうが、見積もりの内容を丁寧に説明してもらえることもあります。 - 工場でつくる家なら、どこも同じくらいの価格ですか?
-
同じように工場で生産する家でも、価格帯や標準仕様は会社によって違います。
同じ条件で見積もりを比べることが大切です。
同じように今月中の契約で迷った人に向けて、積水ハウスのケースもまとめています。


まとめ
住友林業で「今月中に契約を」と言われたら、期限より先に総額と条件を書面で確認しましょう。
契約後の解約には費用がかかり、展示場での契約はクーリング・オフが使えないことが多い点にも注意が必要です。
後悔しないためにやることは、5つの確認とほかの会社との比較です。
比べたうえで住友林業が一番だと思えたなら、そのときは自信を持って契約できます。
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