
どの契約を急かされているのか、自分でもよく分かっていない。
積水ハウスで契約を急かされたり迫られたりしたとき、最初に確かめたいのは、いま求められているのが土地の契約か建物の契約かです。
公式の家づくりの流れでは、土地契約と建築契約は別のステップで、建築契約は間取り・仕様・設備と予算が確定してから結ぶと案内されています。
土地契約を急がされている場合は、建物の仕様や総額が決まる前に、土地の売買契約だけが先に進みます。どちらの契約を急かされているかを確認してから、期限の意味を考えましょう。
この記事では、公式の流れと初期30年保証の条件をもとに、契約前に確認したいことを順番にまとめました。
- 急かされているのは土地契約か建築契約かを分ける
- 建築契約は設計と予算が確定したあと(公式の流れ)
- 確認は5つの項目を書面で
- 初期30年保証は10年・20年点検が条件
- 他社のカタログで同じ条件を比べられる
積水ハウスの流れでは、土地契約が先で建築契約は設計の確定後
公式の家づくりの流れから、契約まわりだけを抜き出すと次の順番です。土地契約は建築契約より前にあります。
ラフプランと概算見積もりを比べます。公式には「この時点のプランは後で変更できます」とあります。
建物の見積もりと土地価格をもとに、資金計画を立てます。
敷地・設計・資金計画を確認したうえで、土地の売買契約を結ぶと案内されています。
間取り・仕様・設備などの設計と予算を固めます。
設計と予算が確定したら、ハウスメーカーと最終契約に進みます。
契約のあとに地鎮祭を行い、工事が始まります。
流れを見ると、土地契約の時点では建物の設計がまだ確定していないことが分かります。
だからこそ、土地契約と建築契約のどちらを急かされているかで、確認することが変わります。
契約を急かされたときに確認する5つのこと
期限があっても、次の5つは書面か記録に残る形で確認してから決めましょう。
| 確認すること | 担当者に聞くこと | 聞かないと起きやすいこと |
|---|---|---|
| どちらの契約か | 土地契約か建築契約か。建物の総額はいつ確定するのか | 土地だけ先に決まり、建物の予算が足りなくなる |
| 契約時の見積もりの範囲 | 本体価格のほかに、付帯工事・諸費用・外構が入っているか | 入居までの費用が想定より増える |
| 特典・値引きの条件 | 金額・対象・期限・契約以外の条件を書面で | 条件を勘違いしたまま決めてしまう |
| プランを変えられる期限 | 契約後に間取りや仕様をどこまで変えられるか | 変更のたびに追加費用になる |
| 解約したときの扱い | 土地契約の手付金と、建築契約の契約金の扱い(契約書の約款) | やめたくてもやめにくい |
特に、土地契約をやめたときの手付金の扱いは、先に聞いておくと安心です。
建物の見積もりが「概算」のままなら、確定する時期も確認しておきましょう。
契約した後に止めたくなったときの扱い
注文住宅の契約は、一度ハンコを押すと簡単には戻れません。
契約後の解約には費用がかかる
民法(第641条)では、完成前なら注文者は契約を解除できるとされています。
ただしその場合は、それまでにかかった費用などを賠償することになっています。
具体的な金額の決め方は契約書の約款に書かれているので、契約前に読んでおいてください。
展示場での契約はクーリング・オフが使えないことが多い
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、訪問販売は営業所等以外の場所で契約する取引と説明されています。
住宅展示場などに自分から出向いて契約した場合は、原則としてクーリング・オフの対象になりにくいと考えておきましょう。
自宅で契約した場合などは扱いが変わることがあるので、不安なときはお住まいの地域の消費生活センターで確認してください。
積水ハウスの初期30年保証は、10年・20年点検が条件
建てたあとの安心を理由に選ぶなら、保証が続く条件も契約前に見ておきたいところです。
公式の案内では、初期保証は30年で、10年の契約不適合責任期間にさらに20年を加えた制度とされています。
| 項目 | 公式の案内 |
|---|---|
| 初期30年保証の対象 | 構造に関わる部分と、雨水の浸入を防ぐ部分 |
| 30年保証の条件 | 10年・20年点検を受けること。会社が必要と判断した補修は無償工事で行い、保証が続きます |
| 初期保証のあとの延長 | 必要な有料点検・有償工事を行えば、建物がある限り延長できます(ユートラスシステム) |
| 有償になるもの | 初期保証終了後の定期点検(ユートラス点検)と、保証対象外の補修 |
| サポート窓口 | カスタマーズセンター(24時間365日対応と案内) |
30年保証は10年・20年点検を受けることが条件なので、点検の時期と連絡の方法を聞いておくと比べやすくなります。
初期保証のあとの有償点検・有償工事の金額は公式ページに出ていないので、契約前に担当者へ概算を聞いておくと安心です。
期限より大事なのは「比べる材料」
今月中の契約で迷う人の多くは、「断ったら条件がなくなるかも」と「比べずに決めて後悔しないか」の間で揺れています。
この迷いを消すいちばんの方法は、ほかの会社の情報を手元に置くことです。
比べたうえで積水ハウスが一番だと思えたなら、その時点で決めても遅くありません。
\ 契約前に他社と比較 /
無料・エリアとテーマで選べる
今週中にできる比べ方
時間がなくても、次の順番なら今週中に比べる材料をそろえられます。
LIFULL HOME’S 注文住宅なら、建てるエリアと「耐震・免震・制震住宅」「ZEH・Nearly ZEH住宅」などのテーマから探せます。
本体・付帯工事・諸費用・外構・値引きを1枚にまとめます。
金額・対象・期限を見積書か書面に書いてもらいます。
広さ・構造・保証の3つをそろえて比べます。
金額と、惹かれていた点を満たせるかの両方で判断します。
- 他社の資料も見たうえで積水ハウスが一番だと思えている
- 総額と特典の条件が書面で確認できている
- 解約時の扱いなど契約書の内容を理解している
- ほかの会社をほとんど見ていない
- 見積もりが本体価格だけで総額が分からない
- 「今月中」と言われて焦る気持ちのほうが大きい
営業担当に「少し待ってほしい」と伝える言い方
待ってほしいと伝えるのは、失礼なことではありません。
たとえば「家族と総額を確認してから、来週中にお返事します」と、返事の日を決めて伝えると角が立ちにくくなります。
その間にほかの会社と同じ条件で比べておくと、返事をするときに迷いが残りません。
今月中の契約でよくある質問
- 今月中を過ぎたら値引きはなくなりますか?
-
なくなるかどうかは時期や条件によって違います。
翌月以降に別の条件が出ることもあるので、条件は書面でもらっておくと比べやすくなります。 - 申込金を払っただけなら返ってきますか?
-
返ってくるかどうかは、申込みのときの書面の内容によります。
払う前に、返金の条件を書面で確認しておきましょう。 - ほかの会社を見ていると言ってもいいですか?
-
伝えて問題ありません。
比べていると伝えたほうが、見積もりの内容を丁寧に説明してもらえることもあります。 - 工場でつくる家なら、どこも同じくらいの価格ですか?
-
同じように工場で生産する家でも、価格帯や標準仕様は会社によって違います。
同じ条件で見積もりを比べることが大切です。
同じように今月中の契約で迷った人に向けて、住友林業のケースもまとめています。


まとめ
積水ハウスで「今月中に契約を」と言われたら、期限より先に総額と条件を書面で確認しましょう。
契約後の解約には費用がかかり、展示場での契約はクーリング・オフが使えないことが多い点にも注意が必要です。
後悔しないためにやることは、5つの確認とほかの会社との比較です。
比べたうえで積水ハウスが一番だと思えたなら、そのときは自信を持って契約できます。
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